図5.1.5に開先ギャップを11〜19mmまで連続的に変化させた場合の適応制御結果を示す。開先幅の変化量は、溶接長500mmに対してテーパーギャップ状に変化を付けて実施した。このときギャップ検出機構がギャップ幅を検出し、溶接データベース内の溶接速度が逐次変化することが確認できた。また開先幅の選定で示したときと同様に11〜17mmの範囲で、良好な溶接ビードが形成できることを確認した。
図5.1.5 テーパギャップ溶接時の溶接結果
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