ズレ量の補正はアームを横移動することによって行う。アームの横移動はアーム横移動軸でアーム旋回軸とアームを下方から押し上げるエアーシリンダを左右同時に動かすことによって行う。
アーム横移動軸の補正移動量は、式2.5.2に示すように、レーザセンサ(後)のズレ量とアームのズレ角補正によって新たに生じるズレ量(d)を合算して求める。
ズレ角補正によって生じるズレ量(d)は、式2.5.3に示すように、2台のレーザセンサのズレ量差(Wr-WF)と、2台のレーザセンサ間長さ(1)とアーム旋回中心〜レーザセンサ(後)までの長さ(L2)のレバー比でから求める。