6]いくつかの参加会社間にて実証実験を行い、実用化をにらんで開発側へのフィードバックを与え、次年度の実証実験バージョンである造舶WebシステムVersion3の構築に着手した。
7]これらの研究開発実施内容を本報告書としてまとめた。
次年度は、今年度の成果を受けて、
A. 20品目の情報表現形式の開発
B. 情報交換システム(造舶WebシステムVersion3)の完成および運用支援環境の基盤整備
C. 実証実験の規模的拡大
D. 実業務適用計画の策定
を行う予定である。
最後に、もう一つの大きな成果としてあげられるのは、参加各社から、早く使わせて欲しいという声が予想以上にあがってきたことである。これに応えるため、来年度予定していた実証実験の時期的前倒し、規模的拡大をおこなうこととした。昨年度も述べたが、規模の異なる多くの企業の参加でこのプロジェクトは成り立っており、全体のベクトル合わせが困難であるが、早く成果をすことが、参加各社にとっても、またこのプロジェクトにとっても必要であり、来年度は実用化へ向け邁進して行きたい。