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3.4 海運造船分野における情報化プロジェクトの動向

 

3.4.1 運航時の船舶情報交換の動向

 

造舶Webプロジェクトは船舶を造る際の造舶間情報交換の高度化を図るものであるが、一方、運航時の船陸間情報交換の標準化・高度化は、1999年7月のISMコード強制化等の動きを受け、船舶運航管理Fleet Management System(FMS)の分野で日米欧の取り組みが急速に進展している。特に、欧米は先行者利益確保の観点から、ISO等における標準化(デジュール化)やデファクト化等に積極的に取り組んでおり、我が国が一歩出遅れた感は否めない。このため我が国では、海運、造船、舶用工業等の海事団体が、日本財団の補助事業として次の事業に取り組んでいる。(表3-1参照)

 

表3-1 日本財団の補助事業

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各事業の詳細は、各団体が発行する報告書に依られたい。

 

 

 

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