(4) エクストラネットの領域
インターネット技術の進歩により、この4つの分野の業務は、全てインターネットを基盤とするひとつのネットワーク・インフラで対応できるようになる。ファイアウォールによってセキュリティを確保し、社内はイントラネット、社外はエクストラネットとして利用する方法である。
この場合、エクストラネットの対応する領域は、従来のEDI.VANや対応していた業務処理の分野、そしてネットワーク化が進んでいなかった非定型の企業間コミュニーションの分野にまで及ぶことになる。
つまり、エクストラネットでは、インターネット技術を使ったEDIをはじめ、電子メールやニュースグループ、電子会議といった各種ツールを使うことで、企業間で発生する様々な業務を電子化することが可能となる。