・技量にたけていないユーザーでも、コンピューターアプリケーションを十分使いこなせるように、ユーザーインタフェースに知性を持たせる
・ユーザーの好みや目的と要望を扱うため、アプリケーションやサービスを個別化する
・企業ネットワーク、VAN(Value Added Network)、そして特にインターネットにおいて、膨大な量の情報の流通を管理する
・設計業務、製造業務を管理する
・様々な形態での電子商取引を支援する
(2) エージェントの性質と要素技術
現在のところ、「エージェントとは何か」について明確に定義されてはいないが、通常は以下に示す性質を持つとされる。
1]代理機能:
ユーザーが陽に下した認証に基づいて、そのユーザー(あるいは他エージェント)のために委託されたタスク群を遂行する
2]通信機能:
タスクの委譲命令を受けたり、タスクの状態や完了を通知するため、エージェント−ユーザー間インタフェースやエージェント通信言語を用いて対話できる必要がある
3]自律性:
直接の干渉なしに(つまり、例えばバックグラウンドで)ユーザーから委譲された特定の範囲で処理を行う。エージェントの自律性という属性は、毎夜のバックアップからユーザーのために最適な商品の価格の交渉ということにまでわたる
4]監視:
タスクを自律的に行えるように環境を監視できなければならない
5]環境への影響力:
自律的に機能することを目的とした動作機構を介して、環境に影響を与えることが出来なければならない
6]知性:
自律的に機能することを目的とした適切な動作決定を行うために、監視した事象を解釈できなければならない。更に、エージェントの中には次に述べる属性を有するものもある
7]コミュニティの形成:
多数のエージェントが一つのプロセスを実行後に終了するという「ワンショット」計算ではなく、多くのプロセスを継続的に走らせ続ける必要がある
8]性格:
エージェントの中には個性と興味とを持つものがある