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このサービスでは、以下の機能をCORBA BUS上に提供する。

・チェックすべき内容を記述したチェックパターン名を受け取り、このパターンに記述された手順でPM内のインスタンス内容をチェックし、その結果を返す

具体的なチェック内容は、チェックパターン名を識別キーとするチェックパターンとして、サービスが管理するローカルなデータベースに格納する。サービスとして提供するチェック内容の追加・更新・削除は、このチェックパターンの追加・更新・削除として実現される。

(c) 所属ブロック設定サービス

ACIM FLでは以下の部品所属ブロック決定機能が提供される。

・部材内代表点の所属ブロック設定機能

・部品の所属ブロック設定機能

このACIM FLの機能は、部材内の代表点、あるいは部品単位での所属ブロック設定機能を提供するもので、所属ブロック設定に関する最も基本的な機能と言える。本サービスでは、このACIM FLの機能を利用しつつ、アプリケーションの利用の便を図るため、一段大きな括りである、部材単位での所属ブロック決定機能をDFFとして提供する。

このサービスは以下の機能をCORBA BUS上に提供する。

(ア) 主要部材所属ブロック設定機能

部品化前の部材群と、チェック対象ブロック群を入力とし、ACIM FL機能の「部材内代表点の所属ブロック設定機能」を利用して、その部材に設定された部材内代表点の所属ブロックを設定する。

(イ) 二次部品所属ブロック設定機能

部品化後の部材群を入力とし、ACIM FL機能の「部品の所属ブロック設定機能」を利用して、その部材から生成された部品に対して所属ブロックを設定する。

(ウ) 補助部品生成、所属ブロック設定機能

部品化後の部材群を入力とし、これらに附属する孔のカラーブレート、附属するパッド・リブ・小物部品を生成するとともに、ACIM FL機能の「部品の所属ブロック設定機能」を利用して、生成した部品の所属ブロックを設定する。

(d) 工程設計支援サービス

本サービスでは、工程設計の実行に必要なインスタンス群、インスタンス間の関係情報を、ブロック単位や工作ステージ(中間製品)単位で行う機能をDFFとして提供する。

このサービスでは、以下の機能をCORBA BUS上に提供する。

・ブロック構成部品情報取得操作

・ブロック構成部品間接続情報取得操作

 

 

 

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