?MATES船殻データベースから船全体、または指定ブロックの構造情報(構造要素ヘッダ、部材形状、属性、関係情報)を検索する
?この情報をPMのスキーマに合致するように意味的変換を行い、中間ファイルに出力する。このとき、各々の部材形状に関する情報は、IGES形式のデータとして部材ごとにファイル出力する
?中間ファイルをアダプター共通部の仮想CADリポジトリ入出力機能を用いて、仮想CADリポジトリに格納する
?仮想CADリポジトリアクセスサービスを利用した、CADに依存しないアプリケーションであるデータ交換プログラムを利用して、仮想CADリポジトリ内のデータをPMに格納する
このようにしてPMに部材レベルのモデルが構築される。MATESの実船構造データが詳細構造を含めて全てPMに格納できれば、PMの表現能力は実用レベルに達していると言える。一旦、部材レベルのモデルがPMに構築されると、PMが持つ豊富なメソッドが利用可能となり、その恩恵を受けることが出来る。例えば、部品レベルの情報が必要な工程設計アプリケーションを実行する場合は、PMの部品化メソッドを起動して部品情報生成後、データを工程設計アプリケーションに伝達し、工程設計アプリケーションの実用的な機能を利用することが出来る。