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図5.3-7にルール実行画面例を示す。

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図5.3-7 ルール実行画面例

 

(e) 設計終了

編集・検討が終了し、各種の制約をチェックし終えた結果は、中間ファイルの形で一旦作業PC上に保存し、保存した結果を検討し、採用となった結果はPMに反映される。

 

5.3.5 知識の具体化

工程設計アプリケーションでは、知識ベース(KBMS)の表現法に基づいて、対象船の概念や構造などモデル表現に関する知識を表現するフレーム知識と、問題解決を行うための規則を表現するルール知識という、2つの形式を用いて知識の表現を行った。

(1) フレーム知識の表現

工程設計を行うために必要な情報を、PMから受け取って工程設計アプリケーション内に表現するため、5つのクラスフレームを定義した。各クラスはそれぞれFLの同クラスと対応する。

・ 中間製品

・ 部品

・ 接続関係

・ 論理作業

・ 資源(設備情報)

 

 

 

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