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以下に表中の△と○の項目について述べる。

(1) ブロック継手長さを目的別に集計〔表の「3」について〕

DFFの拡張とアプリケーションの機能追加が必要で、ブロック単位の継手長の総計を算出する機能が実装されている。ブロック内継手やブロック間継手は、組立工程により判別されるものなので、工程設計アプリケーションなどとの関係も、検討する必要があると思われる。

(2) 分割面を移動したとき、その意図を残すこと〔表の「4」について〕

DFFの拡張とアプリケーションの機能追加が必要である。試行に用いたアプリケーションには実装されていなかったが、FLはこれを実現できる仕様となっている。また一部は現状のDFFでも実現されている。

(3) 標準的な分割を自動的に実施〔表の「5」について〕

DFFの拡張が必要である。

(4) 分割手順やノウハウを蓄積する仕組み〔表の「6」について〕

DFFの拡張が必要である。

(5) 塗装面積、ブロックごと、区画ごとに算出〔表の「7」について〕

DFFの拡張が必要である。

(6) 部材や分割面などをマウスで直接選択〔表の「9」について〕

アプリケーションの機能追加を実施し、幾何画面の部材や分割面をマウスで直接選択できるようにしたが、従来通りリストから選択する機能も併用できるようにした。図5.2-17にバルクヘッドを選択したときの画面を示す。マウスでモデルを選択するとリストの名前も選択される。

 

173-1.jpg

図5.2-17 部材や分割面をマウスで直接選択

 

 

 

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