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(16) 処理をPMに反映

一時的に処理をバッファリングし、必要に応じてPMに反映させることが出来る。複数の分割面などを定義した後、一括して処理内容をPMに反映させる。図5.2-16に画面例を示す。

 

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図5.2-16 処理をPMに反映

 

5.2.5 造船所における試行

以下に、造船所において実施した試行によって洗い出された、アプリケーション及びPMへの要求と対応について述べる。試行によって抽出された要求の中でもっとも多かったのは、設計者の意図やノウハウを残し流用できるような仕組みである。

ブロック分割業務は、設計の初期の段階において詳細な生産設計までを検討するもので、現状は熟練した設計者の卓越した技能によって支えられている。このアプリケーションは、これらの知的な領域も支援する必要があると思われるが、表5.2-1の造船所試行時に受けたコメントにも示されている。

 

表5.2-1 初期生産設計アプリケーションの造船所試行時のコメント

172-2.gif

 

 

 

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