プロセスサーバーは、マネジャーのエージェントに管理される。
プロセスサーバーの機能概要と、Version1での実装範囲について述べる。
(1) プロセスサーバーの機能概要
プロセスサーバーの機能は、プロジェクトマネジメント支援機能と、業務プロセスの設計・編集支援機能に大別できる。各々の機能概要を以下に示す。
(a) 設計変更に対する柔軟な対応
(ア) プロジェクト情報の検索機能
問い合わされたプロジェクトに関する情報(開始・終了予定日、予算、プロジェクトに含まれるアクティビティ名等)を提供する機能である。
(イ) アクティビティ情報の検索機能
問い合わされたアクティビティの情報(担当者、開始・終了予定日、予定工数、実績工数、進捗ステータス情報、標準ワークエレメント)を提供する機能である。
(ウ) プロジェクト情報の記録・更新機能
プロジェクトやアクティビティの実行ステータス(実績開始・終了日、実績工数、進捗ステータス)を記録・更新する機能である。
(エ) プロジェクト管理支援機能
プロジェクトの進捗状況の確認や、遅れているアクティビティのリストアップ等、マネジャーのプロジェクト管理を支援する機能である。
(b) 業務プロセスの設計機能
(ア) ワークフロー設計機能
プロジェクト管理に必要なワークフロー(アクティビティ)を設計するための機能で、GUIを使ったワークフロー編集や、各アクティビティへの資源割り当て及び作業負荷計算等がある。
プロジェクトマネジャーは、この機能を利用してプロセスリポジトリに格納されている標準プロセスを、プロジェクトに合わせて修正した後、各アクティビティに担当者や日程を割り付けて、プロジェクトのワークフローを完成させる。
(イ) 標準プロセス設計支援機能
プロセスリポジトリに格納される、プロジェクトマネジメントレベルの標準プロセスの設計を支援する機能で、実績ワークフローや各設計者が定義したワ−クエレメント等、実績プロセス情報の収集、及び収集した実績プロセス情報の予実対比や、作業パターンの抽出等の分析機能がある。