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図3.5-7 フレームモデル設計書及びGPMEにおいての管艤装用の孔開け関係

 

艤装FLでは、次のように見直した。

1]艤装側は次のものを対象とする。

・管の貫通のために管系統

・主電線の貫通(すなわち、電路金物の貫通)のために配線空間

・枝電線の貫通(すなわち、電線のみの貫通)のために電線系統

・通風ダクトの貫通のために通風ダクト系統

・交通艤装の貫通(すなわち、交通確保のための孔開け)のために交通定義

2]船殻側は、船殻板部材上に開けられた艤装孔を対象とする

3]艤装孔開け関係は、1]の艤装オブジェクトと2]の艤装孔を結ぶ。すなわち、艤装孔開け関係は、孔そのものを表すものではない。こうして、一つの孔に複数の艤装オブジェクトが貫通する状態も、表現することが出来る(図3.5-8)

 

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図3.5-8 本開発研究においての艤装孔開け関係

 

4]実際の船の孔開け定義においては、自動化が困難な判断が多い(図3.5-9)。従って、孔形状の自動生成や自動追従は一切行わない

 

 

 

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