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図3.5-2 現業不具合事例の分析

 

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図3.5-3 船主監督コメント事例の分析

 

その結果、機能要件として次の3点を設定し、艤装FLはこの実現を目指して構築することとした。

(1) 工程設計

PMを用いて、殻艤一体の工程設計を行う。そのためには、ある限られた分野の艤装品がPMに詳しく表現されていることよりも、広い範囲の艤装分野がPMでカバーされていることの方が重要で、殻艤一体の工程設計の前提となる情報として、多くの艤装品をPM上に表現する。

(2) 設計意図

設計意図をPM上に表現し、それを活用して設計品質の向上と設計業務の効率化を図る。設計意図の表現方法として、次の2つを対象とする。

(a) 関係情報

艤装設計においては、設計意図として多くの関係情報が製品設計に盛り込まれる。関係情報とは、管・電線・通風ダクトと船殻との貫通関係、艤装品同士の相対位置関係、機器の機能から規定される位置関係、艤装品のための船殻補強などを指す。

船殻設計と艤装設計、あるいは艤装設計の中でも複数の艤装分野の設計が、同時並行的に展開される過程で、これらの関係の整合性をPM上で維持する。その結果として、「物理的な整合性」という基本的な部分で、製品設計の品質が向上する。

 

 

 

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