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水郷めぐり・ヨシ群生地

近江八幡市の長命寺を拠点とする近江八幡和船観光協同組合の和船に乗船し、西の湖の南側に広がるヨシの群生地を視察しながら、船内でグループワーキングを行った。

 

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ヨシの群生地(西の湖)

 

グループワーキング・ワーキングシートより

 

◇都市空間に近接する水辺のあり方について

●水辺に親しむための整備は必要

・水辺利用のための整備は不可欠

・市民参加による利活用プログラム

・他地域の人々をひきつける整備を

・人に潤いを与える生活密着型、親水型が望ましい

●保全と整備のバランス

・利用と保全の住み分けを

・自然を生かした景観・環境整備が必要

●水の浄化を考えた公園づくり

・自然を利用した浄化が重要

・実験成果の展開が望まれる

・第2のBiyoセンターを

・水質の保全・汚さないこと─市民意識、条例の制定など

●整備に疑問

・賑わいのない空間

・魅力がない

・周辺環境との調和を

●利用と管理が課題

・維持管理が大変

・年月を経ることによってよくなるものを

 

◇湖・川・海をめぐる産官学及び市民の連携、循環型社会のあり方について

●個人の自覚と責任ある行動が必要

・水質に対する市民意識の向上を

・課題を再認識

・人間活動より自然を重視すべき

・昔からのリサイクルの見直し

●意識向上・裾野を広げる

・産官学の役割を明確に示す

・市民も連携を

・環境教育活動により意識啓発(琵琶湖ではすでに実施)

・「Biyoセンター+公園」施設の他地域への展開が意識向上につながる

・Biyoセンターの今後の活かし方が課題

 

◇今回のワークショップ全般について

●実験成果に期待

・地元自治体との意見交換の場を

・面源負荷対策の重要性を認識

●水源及び水質改善について

・水質保全のためには長期的取り組みが必要

●琵琶湖の環境形成について

・水郷めぐりで昔の琵琶湖岸を連想

・公園の護岸が自然石でできていることに感心

・自然の植生の素晴らしさを認識

●雨で残念

・Biyoセンターの視察が十分できず残念

・次の機会にぜひ

 

 

 

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