●「『嶋屋』友の会」
「『嶋屋』友の会」は、室津の二つの資料館(海駅館、民俗館)を拠点にし、地域文化の向上をめざす文化団体である。講師を招いて室津の歴史文化を学ぶ連続講座「偕楽塾」や小学生を対象としたワークショップの開催、年2回の会報『むろのつ』の発行など、室津の文化を主軸に、町内だけでなく他地域を含めた交流を図っている。現在、会員は約250人で、室津以外の地域に住む人が60%を占めている。
室津のまちなみを案内しながら文化や歴史を紹介するボランティアガイドの制度は平成9年から始まり、友の会ではその育成のための養成講座も開催している。