(2)過去のアジア太平洋地区海事教育・訓練機関連合会議の開催場所とテーマ
第1回の香港の会議には12カ国24機関(会員以外も含む)が参加し、本会合の主な目的であるAMETIAP憲章の承認と、今後の活動について協議した。また、参加会員の紹介と、それぞれの機関が抱えている問題について情報交換を行った。なお総会では、第2回会合をシンガポールで、続く第3回会合を上海で開催することを決定した。
第2回のシンガポール会議には13カ国35機関(会員以外も含む)が参加し、STCW条約の各国における取組と、21世紀に向けての海事教育について話し合った。
また、次回の上海でのテーマを「安全な船とクリーンな海のための教育」とし、続く第4回会合を日本で開催することを決定した。第3回の上海の会議には16カ国41機関(会員以外も含む)が参加し、テーマに基づく論文発表や、新しい参加機関の紹介、それぞれの機関が抱える問題等について話し合った。また、次回の東京でのテーマを「より効率的、安全かつクリーンな海事産業のための教育」とし、続く第5回会合をオーストラリアで開催することを決定した。
(3)AMETIAP会議の目的
アジア太平洋地区において海事教育を行っている機関の集まりであり、メンバーである海事教育機関の発展や海事教育訓練の質に関し、メンバーに共通する問題について協議し、相互に協力して海技の向上を促進、発展、支援する事を目的としている。
(4)参加会員の資格
アジア太平洋地区において海事教育・訓練を行っている専門学校、学校、カレッジ、ポリテクニック、大学その他の海事教育機関。
(5)現在の参加国と機関数