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有害性ガスの許容濃度と中毒症状

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米国労働安全衛生専門委員会会議の許容濃度勧告値(1988〜1989年)

 

(3) ガスの態様

ガスは、その流動性、気温による膨張、収縮性、比重等で分布、滞留の状態が大きく変化する。

1]ガスの分布

ガスは、特殊なものを除き人間の五感でその存在を確認することはできない。

ガスは、密度が小さく、流動性が自在であるので、わずかな空気の流れにより拡散状態が変化する。すなわち、同一地点においてもわずかな時間が経てばその分布状態(濃度分布)が大きく変化する。

 

 

 

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