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(イ) 懇談会における主な意見・要望等

出された意見・要望には、入国関係事務の簡素化など制度に関するものがみられるが、「就学ビザから留学ビザヘの切替えの苦労話」「奨学制度に関するもの」や「民間アパートの賃貸契約」「留学生と税金」など、日頃問題や疑問としている事項がとりあげられている。ただ、中には「指紋押印制度」について、施策の大きな転換があったにもかかわらず、十分承知されていない発言も見られた。

この懇談会には、大学の関係当局はもちろんのこと、学長自ら出席されるなど積極的な対応があり、出席した留学生も学校当局のトップと話し合う機会は、初めての経験ではなかったかと思われる。

なお、懇談会で出された意見・要望等については、関係期間に照会し、回答するとともに、平成12年度、東京行政監察事務所が、実施を検討している留学生に関する行政監察の参考資料として活用することとされている。

懇談会における主な意見・要望等の概要は以下のとおり。

・入国管理局での手続きに必要な書類に不備がある時、その書類を持参するよう指示される場合と、郵送でも良いと指示される場合がある。書類の種類にもよるものと思われるが、入国管理局は遠いのでできるだけ郵送を認めてほしい。

・家族に日本に来てもらうためのビザ審査に半年もかかった。卒業の時には家族に来てもらいたいが、また、半年もかかるのか。時間がかかりすぎる。もっと短くならないか。

また、標準処理期間はどの程度となっているのか。

・親族訪問のビザ審査に必要な身元保証人に関する申請は、住民票、在職票、自分との関係を証明する書類等沢山の書類を要求され困っている。保証人の戸籍謄本まで必要書類となっているため、九州に住んでいる保証人から取り寄せるのが大変だ。

・私は4月、子供は7月、主人は9月と家族が別々の日に来日しているため、ビザ延長手続きを年3回しているが、全員の手続きを1度でできるようにしてほしい。

・就学ビザで専門学校で2年間勉強する予定で来日したが、1年で専門学校をやめて亜細亜大学に入学した。このため、就学ビザから、留学ビザに変更するため、3月に申請したところ、5か月もかかり、しかも、その間、1週間に1回横浜の入管に行っていた。

私の場合はそれでも専門学校で勉強していた科目と大学で勉強する科目が関連していたので認められたが、そうでなければ難しいとのことであった。このような場合もっと簡単にビザの変更を認めてほしい。

・文部省の奨学金は、国立大学を重点としており、私立大学の枠は小さい。私立大学は授業料も高いので、私立大学の枠をもっと多くしてほしい。また、成績が悪くてももらっているものがいる。

 

 

 

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