日本財団 図書館


070-1.gif

Fig.6 Fice成分の傾きとJ(スラスト)

070-2.gif

Fig.7 Fice成分の傾きとJ(トルク)

Fig.8、9は、プロペラ回転数の変化によるFice成分の傾きの変化の例を示す。やはりプロペラ直径の影響は大きい。大直径プロペラでは、明らかにトルクもスラストも回転数に比例しているが、小直径プロペラでは明確でない。

070-3.gif

Fig.8 Fice成分の傾きとn(スラスト)

070-4.gif

FIg.9 Fice成分の傾きとn(トルク)

(2) Finertia1、Finertia2、Fhydro成分

Fig.10、11は、プロペラ直径によるFinertia1、finertia2、Fhydro成分の変化を調べるための両対数グラフで、横軸にプロペラ直径をとって、同一周速度で比較した。トルクでのFinertia2、Fhydo成分の尺度影響は明確でないが、スラストおよびトルクのFinertia1成分のどれもが、プロペラ直径の約3〜4乗に比例していることが認められる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION