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6 調査結果

 

6.1 観測時の気象および海象

観測基地における観測期間中の気象および海象の概況を表6.1に示し、図6.1に風向きの発生頻度、に風速の発生頻度を示す。

観測期間をとおして天候は晴れであり視程も非常に良い状態であった。風は開始時で西の風、5m/secであり、その後、風向きは時計回りに変化し夕方19時頃に北の風となる。その後も風向きは変化するが観測期間をとおして北からの風が卓越していた(図6.1参照)。

風速は観測を開始した24日12時以降に上がり始め15時に9.5m/s(観測期間中の最大値)を観測した。その後、風速は低下し25日02時には1.0m/sとなる。観測期間をとおして概ね3〜5m/s程度の風が多く平均で3.86m/s(標準偏差:1.92)であった。

また、波高は観測期間をとおして0.6m程度で外洋に面した潮岬沖の海域としては非常に静穏な状況であったと考えられる。

表6.1 観測時の気象・海象

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