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7 電源(WG4)

 

7.1 太陽電池電源システム及び関連基準の見直しの継続及びそれらの設計に関する指針の最新状態での維持

太陽電池電源システムに関するガイドラインの最新状態への更新に関しての作業は次回ミーティングに延期された。第11回報告の7.1項によると、WG4議長が特別作業部会を組織することで合意している。

7.2 年間に使用される電池の数、種類及び容量に関する会員を対象とした調査及び会員への報告書作成

電池調査:現在のところ、IALA事務局は17通の回答を受領している。会員は未提出の場合は回答を提出するように念押しされた。(ENG12/8/4)

7.3 推奨される電池の保守原則及び運用基準に関するガイドライン制定

本件に関して再検討するための文書は提出されなかった。制御弁式シール型鉛蓄電池の実寿命は予測よりも一律に(systematically)短くなることについての関心が浮上していることが議論により明らかとなった。委員会会員は、次回ミーティングからの統一的な手引きの策定を目的として、現在の電池保守及び運用のガイドラインにも言及しているIALA文書の見直しを要請されている。

7.4 航路標識機器の雷害対策に関する収集されたデータを基にした、航路標識機器及びシステムの雷害対策手段についてのガイドライン作成

灯台及び航路標識の雷防護に関するIALAガイドライン草案(ENG12/2/6)を再検討した。WGは特別作業部会がこのような広範囲に渡り、また信頼できる文書を作成したことを喜んだ。中国から提出されたロランC送信局の雷防護に関する文書(ENG12/2/9)は関心を集めた。ドイツより草案に対しての細部に渡る意見(ENG12/2/14)が提出された。特別作業部会はこれらの提出文書について討議すると共に、ガイドラインにアレスタやヒューズのような付加的な情報を追加すべきか、また、ガス供給設備の設置に関連した6.2.1.4項の見直し及びコンピュータ設備について独立した第二の接地を含めることの検討を要求されている。会員はENG12/2/6の9月版を入手し、次回のミーティングに先立ち各々の専門家の意見を提出するよう要請されている。

 

 

 

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