日本財団 図書館


7.5 IEC合同作業グループTC82/TC21(太陽電池に関する基準)のIEC1427-1刊行に向けての進展をモニターすること及び助言できるときの文書提出について

当WGはMr.Wannellからの情報(ENG12/2/2及びENG12inf5)に謝意を表する。

7.6 太陽電池の容量決定のためのコンピュータプログラムの機能仕様の作成及び一般的IALA太陽電池設計プログラムの実用性検討

ENG11/8/3 rev. 1(Apr.23 1999)はWG4によって議論された。太陽電池パネルの選択に関しては、電圧─電流特性の最大出力動作電圧を確定し、実際にパネルを設置した際にシステムから得られる出力を正確に算出する必要がある。(販売者による定格とは別のものである。)太陽電池設計及び設置に経験のある委員会会員は次回ミーティングで討議するため、ENG11/8/3 rev. 1についての修正意見を要請されている。

7.7 太陽エネルギーの相補的な利用に関するガイドラインについて、様々な地理的区域及び気象条件による適性及び各々の概略的な費用便益分析を含めての提案

先の委員会においてWG4は太陽電池システムガイドラインの更新において複合電源装置について申し入れることを決定した。しかしながら、複合電源システムに関しての興味ある議論により、(主に風力/太陽のシステムであるが)風力エネルギーについては、太陽電池システムの補完として引き続き関心があることが明らかになった。

風力に関しての制約としては、信頼性についての評価が低いことから限られた利用に留まっていることである。しかし、楽観論としては最近導入されている垂直軸風車への期待があげられる。可能性のある将来的な関心(possible future interest)としては潮流発電にも言及された。会員は引き続き複合システムの開発状況を見守り、各々の経験を委員会に還元するよう要請されている。

7.8 航路標識の負荷消費電量定義及び算出の基準に関するガイドライン

ENG12/2/7のガイドライン草案及びENG12/2/14のドイツからの意見について討議した。WG4はドイツからの意見及び他の修正も組み入れ、校正刷りの見直しを終えた。

事務局は、承認を得るために理事会に提出するよう要請されている。

7.9 その他の項目

議論においては海水電池、燃料電池及び非航路標識システムの付加された浮標の電源システムについても触れられた。

 

8 今回委員会に関する報告の承認

 

委員会はこの第12回委員会報告を修正付きで承認した。

次回委員会は、2000年4月25日から28日にIALA本部において、開催される運びとなった。

なお、E-Mailでの文書提出期限は2000年2月4日とした。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION