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2.4項関連:閃光は通常背景光の問題を克服するために用いられる。

事務局はこれらの意見を運用委員会ヘ送付するよう要請されている。

3.9.2 韓国への返答

提出文書ENG12/2/15:Mr.C.M.Leeからの書簡は港湾の光の問題に関する情報を要求している。

事務局は以下の意見をMr.Leeに送付するよう要請されている。

本委員会が有益な意見を発するためには、設置場所、標識及び妨害となる背景光についての広範囲かつ細部にわたる技術的事項が必要と考えました。入港船の船橋からの写真は問題となる区域の詳細な情報を提供してくれます。全ての光波標識の設計における一般的な原則としては、「紛らわしい」(“stray”)光の放射を最小限に止め、誘目性の高い灯質を採用しているかを調査することにあると思われます。照射灯の利用(注:灯塔照射を指すものと思われる。)はより高光度の導灯(leading light)としての機能を有することとなります。

また最近はグレアが大変少なく、地面レベルでの適当な照明が設置可能となっています。これらの新しい照明はエネルギー消費も非常に効率的です。詳細は現行の港湾関係の出版物に掲載されています。

IALA勧告E112は導灯の設計に関する勧告であり、グレア及び背景光の問題にも言及するものです。

 

4 航路標識の価値、機器の品質保証、実行、認定とトレーニング(WG2)

 

4.1 航路標識機器及び装置の購入、保守及び修理のための品質保証方法と検査手順の調査の継続

前回のミーティングにおいて、会員において性能仕様(Performance Specifications;品質保証に関するガイドラインに定義されている。)を定めている機器表の提出及び次回ミーティングでのそのサンプル提出を要請されている。

 

 

 

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