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3.6 指向灯及びその他の灯火のためのレーザー技術の使用の可能性、運用上の利点と欠点に関する調査とガイドラインの作成

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3.7 光波標識の最近の開発状況及びそれぞれの種類についての可能な用途並びに現在の光源と比較した費用対効果の評価

カナダのレーザー導灯に関するペーパーは「最新の開発」の分野にまで及ぶ。他の興味ある分野はLEDの使用、主に標識の運用寿命の間電球を交換する必要がない浮標用灯器についてである。USCGは灯器開発及び評価プログラムの詳細を与えた。カナダ沿岸警備隊は氷海用のブイに使用した際の利点を強調した。

一般的な経験で言えば、商品化されているLED灯器は良好なものである。フランス灯台当局はwave swept(注:耐波浪型と思われる)航路標識の太陽電池/LED一体型灯器について良好な経験を有している。ほとんどの灯台当局はLED技術の開発を続行することで一致した。作業部会がLED灯器の開発について報告を続けることが適当と考えられ、全会員はこの領域での経験を報告するよう依頼されている。

3.8 合成繊維の係留具

フランス代表による非常に興味深い文書の提出があった。(ENG12/Inf3)地中海の水深の深い浮標に用いているロープ垂直係留の詳細である。本件に関して基礎となる新しいペーパーである。USCGは水深の深い箇所にロープ垂直係留を用いた浮標を多数保有しているとの報告があった。USCGは係留設計、ロープの終端(termination)方法及びロープの修復(recovery)方法についての報告を依頼されている。

カナダ沿岸警備隊は2000年の第1回ミーティングにおいてエラストマー係留及びロープ係留の経験について報告するよう要請されている。

 

 

 

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