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3 固定及び浮体標識(WG1)

 

3.1 最新の実例収集を目的とした、コンピュータにより航路標識システムの設計及び管理の簡素化を可能とする手法の調査

米国沿岸警備隊は1999年の調査票を最新のものにすることに同意した。

事務局は1999年の調査票の回答に関し、所望の情報が得られるか精査し、可能であればその過程で生じた疑問点を2000年の調査票に含める。

3.2 光波標識の最近の開発状況及びそれぞれの種類についての可能な用途並びに現在の光源と比較した費用対効果の評価

3.2.1 表面色

IALA勧告に述べられている色の視覚的表現が必要であり、IALA Bulletinの編集者はIALA勧告の範囲内である印刷色見本に関する記事を掲載すべきである、という点においてある程度の合意を得た。WG1議長は本件に関しBulletinの編集者と協議することを約束した。

3.2.2 光達距離調整図表

本委員会は1998年のミーティングにおいてAMSAより提案された光達距離図の図7を航海者が様々な背景光条件による光達距離の減少が計算できるような適切な説明文と共に採用すべきであることを勧告する。図の使用を簡便にするために垂直に補正目盛を示すことも提案された。オーストラリア会員は2000年第1回のミーティングで協議するために、提案された文書を更新し、続く運用委員会に委ねることとする。

3.3 光達距離設計(導線)の主要パラメータを設計する一般的IALAプログラムの評価(実際に役立つのであればプログラムを作成する)

USCGは第11回委員会において設計プログラムを配布した。このプログラムに関する反応は限られたものであった。しかしながら他の専門的ユーザーからは好意的な意見が寄せられ、計測単位にメートルを用いればこのプログラムをIALA光達距離設計プログラムとして利用できるとの提案があった。

 

 

 

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