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第2節―科目の構成

 

範囲

この時間割では、VTS運用者がVTSセンターで使用する基本的な設備を効率よく動かすために必要な事項を扱う。

このコースでは、データ収集とデータ分析、オーディオ録音、ヴィデオ録画、船舶識別に使用する機器を含む、基本的な設備を扱うための理論と実践も行う。

目的

このコースを終了した受講者は、VTS設備の基本的な利用に関する知識と、設備を使いVTS当局が求める業務を船舶に提供する技術を身につける。

受講者はまた、船舶識別システムを扱う十分な研修を受け、情報を記録、表示する方法に精通するだろう。さらに、VTS交通画像の開発を支援する目的で、VTMISや他のコンピューターシステムを操作する技術も習得する。

 

シミュレーターが利用できれば、基本的なVTS設備の利用と、それを使ったVTS領域における船舶の安全かつ迅速な航海の支援について、現実に近い実習を受講者に受けさせることができる。また、緊急事態に対処するための総合実習も実施することができる。

 

第3節―科目の概略

 

時間数

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