1 規則の要求
1.1 国際規則
1.2 地方条例を含む国家規則
1.3 VTSの機能に関する法律上の義務
1.4 安全に関する船舶の証明書
2 役割と義務
2.1 船長
2.2 水先案内人
2.3 VTS
2.4 連携業務
3 VTSの周囲を取り巻くもの
3.1 領域の制限、限界、分離地帯、船舶の規定航路と水路
3.2 禁止又は危険エリア、安全地帯、錨地、制限エリア
3.3 分離通航方式
3.4 分離通航基準
3.5 地理的制限
4 水路と交通管理の原則
4.1 計画
4.2 リスク管理
4.3 場所の割り当て
5 交通の監視と組織化
5.1 交通の種類
5.2 VTS航行計画
5.3 状況分析
第1節―はじめに
本学習単位の講師は、一般的なVTSや海事分野のみならず、航路指定や交通管理の経験を有していなければならない。これが満たされない場合、適切な専門家が本学習単位の該当する項目を担当しなくてはならない。講師は全員疑似VTSを扱うことができなければならない。さらに、可能であれば、受講者が運転中のVTSセンターを訪問できるように手配しなければならない。
第2節―科目の構成
範囲
この時間割では、領域の制限、船舶の規定航路、安全地帯、分離通航方式、地理的制約を含む、VTS領域における交通管理の理論と実践について扱う。