4.2 船舶通航業務システムヘの具体的適用
新方式レーダーを船舶通航業務(VTS)システムヘ適用するうえで、次の点を考慮する必要がある。
(1) 既存VTSシステムについて
既存VTSシステムのレーダーからレーダー映像量子化装置までを2系統(アンテナ系が2系統になる)に改修する。
主な改修内容
1) レーダー装置の変更
2) 無人局の場合はレーダー映像伝送の回線数(帯域幅)の変更
3) 切換分配装置、量子化装置の変更
4) その他(設置スペース他)
(2) 新規VTSシステムについて
新規VTSシステムについては前記の改修内容に対応する対応策を事前に考慮してシステム構築が必要である。