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第5章 浮体構造物の設計

 

5.1 一般

浮体構造物の設計の詳細は、下記基準類を参照して設計を行う。

 

(財)沿岸開発技術研究センター;浮体構造物技術マニュアル(平成3年)

(社)日本港湾協会;港湾の施設の技術上の基準・同解説(平成11年改訂)

日本道路協会;道路橋示方書・同解説(平成8年)

土木学会;コンクリート標準示方書(平成8年)

 

本章では動揺制御装置設置に伴う下記の浮体構造物の局部設計について述べる。

(1) 水線幅変更型

張出部分

(2) SLO-ROLタンク付加型

張出部分、タンク部分、ダクト

(3) 減揺タンク付加型

減揺タンク、タンクを支持する梁及び柱

(4) TMD付加型

TMD取り付け部分

 

5.2 水線幅変更型

5.2.1 張出部の設計方針

張出部は、耐久性を重視し、デッキ部分の張出部は鉄筋コンクリート構造、底版部分の張出部は、耐食性に優れる構造が望ましい。

 

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図5.1 張出部の構造

 

 

 

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