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4.3 減揺タンク付加型

4.3.1 タンク高さ

減揺タンク設置高さは、浮体底から6m(タンク底位置)とする。

 

4.3.2 タンク水重量

減揺タンク水重量は図4.3を参考に決定する。なお、同図より求まるタンク重量の70%が水の重量、残りの30%がタンク本体及び支柱の重量として使用可能である。

 

023-1.gif

図4.3 水線幅減少率とタンク水重量

 

4.3.3 タンク幅

減揺タンクの幅は浮体幅の2/3とする。

 

4.3.4 タンク水位

浮体のRoll固有周期Tを、図3.10を参考に推定し、これに、タンク固有周期Ttが等しくなるように、式(4.1)または、下図により減揺タンクの水位を決定する。

 

023-2.gif

ただし、g:重力加速度

Bt:タンク幅

Ht:タンク水位

 

 

 

 

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