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2.1.2 用語の説明

水線幅

浮体構造物が水面を横切る幅。

 

動揺制御機構

揺れを減らすための機構あるいは装置。本マニュアルでは、直方体(箱形形状)の浮体の揺れを基準にして、その揺れを押さえるための機構または装置を言う。

 

付加質量

浮体が運動する際、浮体周辺の水を引き連れて運動する。その時の引き連れられた流体の質量を付加質量という。

 

バリアフリー

高齢化社会を背景として、人を対象とした構造物に対して、階段、段差など障害(バリア)の撤廃が重要視されている。これらのバリアを撤廃することによりスムーズな歩行移動、荷揚げ、居住が可能となる。

本マニュアルでいうバリアフリーとは、浮体構造物の持つ揺れるというバリアを減少させることにより、スムースな歩行移動、荷揚げ、居住を可能とすること。

 

航走波

船舶が航行するときに引き起こす波。

 

RCハイブリッド構造

鋼板とコンクリートとをずれ止めを用いて力学的に合成した構造であり、コンクリートの片側のみに鋼板を配したもので、一般にオープンサンドイッチ構造と呼ばれている。耐久性に優れた構造である。

 

 

 

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