しかし、ただ闇雲にウエイトトレーニングで筋肉をつけても効果はありません。中央大学では、選手の腰にワイヤーを付けて一定の負荷をかけながら泳ぐトレーニング方法を取り入れています。最大筋力を上げつつ、それを効率よく水中でのパワーに変換することが狙いとのことで、負荷に対するパワーが上がるにつれてタイムも伸びるそうです。
中村は昨年夏のパンパシフィック選手権で金メダルを取りましたが、その時世界のトップ選手の体を間近に見てショックを受けました。中村も日本人としては大柄ですが、トップ選手達は「まるで男性のよう。私は見た目から違うんです」。