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実験でも、アトピー性皮膚炎、ジンマシン、喘息などのI型のアレルギーに効果が非常に高いことが分かってきた」と説明します。さらに、みかん農家は、収穫期にみかんの実が大きく育たないように、7月、8月に摘果してそのまま捨てていますが、その時期の未熟な物にヘスペリジンが多く含まれていることは、農産物を有効利用するという視点からも意義があるとしています。

有効な食べ方、利用法として、「このヘスペリジンは、みかんの部位でも黄色い外果皮と果肉の間にある白い中果皮に最も多く含まれている。みかんを食べる際には、この白い中果皮を取らずにそのまま食べることが大切。みかん風呂にする場合には、みかんを丸ごと5、6個入れると効果がある。

 

 

 

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