主催は地方の蔵元60社でつくる「長期熟成酒研究会」。これにはグルメの若い女性や、独自性をアピールしようとする酒屋の店主、日本酒研究者、マスコミ関係者ら250人が詰めかけました。
会場には、蔵元が丹精をこめた自慢の古酒70点あまりが並びました。普通の日本酒と同じ透明のものもありますが、ウイスキーや紹興酒に近い琥珀色や赤みがかった色、白ワインに似たレモン色のものもあり、豊潤な香りをはなっていました。吟醸酒に似たスッキリした味わいのものもある一方、ワインや紹興酒と間違えそうな甘酸っぱい味や、蜂蜜のような甘みの強いものもあります。