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契約は3千世帯を超え、アレルギー対応食としての注文はもちろん、「健康のために」という人もかなりいるそうです。伊勢丹新宿店の食品売り場では「五穀おにぎり」を販売していますが、1日に約300個がコンスタントに売れているといいます。千葉県でお米を扱うイシカワ商店では、五穀が入った「五穀米」を89年から売り出しました。「この2、3年、雑穀がやっと見直され、デパートや通販などでも扱われるようになりました。玄米だけでは食べにくいけれど、雑穀が入ることで甘み、粘りも出て、美味しく食べれるようになりました」と話します。来春には、レンジで加熱して食べられるパック商品も発売されるそうです。

 

 

 

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