オーストラリア酪農庁駐日代表のトガワ コウイチさんは「オーストラリアは日本へのチーズの最大の供給国。輸入の実績があるにも拘らず、日本での認知度が低かったのは、プロセスチーズ(1種類または複数のナチュラルチーズを切断粉砕し、過熱加工したもの)に使う原料チーズが多かったから。しかし実際は100種類以上のナチュラルチーズを生産しているチーズ王国です」と強調します。
オーストラリアチーズの輸入量は、1990年代に入って急増。95年には4万9000トンとニュージーランドを抜いて日本向け最大の輸出国になり、昨年は7万600トンにも達しました。