<温泉>
フランス最大の温泉都市であるエクスレバンには、国立温泉病院を中心に、多くの民間温泉治療施設や宿泊施設が建設されている。温泉病院は、宿泊機能を備えていない点でハンガリーやイタリアと異なっているが、患者は周辺の宿泊施設などを利用して3週間程度の温泉治療を受ける。治療の合間には、ワークショップや講演会、コンサートや祭りなど様々なレクリエーション活動に参加することができ、その多くはボランティアによって主催されている。このような多様なイベントや企画が魅力となって、多くの観光客や患者が何度もエクスレバンを訪れている。
<観光>
エクスレバンは温泉都市であると同時に観光都市であり、また、スポーツの都市、花の都市である。観光客の平均滞在日数は約3週間であり、長期間楽しめる様々な活動が用意されている。市内ホテルの部屋数は約3,000室にのぼり、この他にも民宿やキャンプ場がある。また、会議室に1,500人収容可能な国際会議場をはじめ、市内の各種スポーツ施設、カジノ、劇場、映画館、ヨットハーバーなどでは、エクスレバンの人口に加えて約5万人の来訪者を収容できる施設を整えている。
<その他>
エクスレバンは、ブルジエ湖をはじめとする豊かな自然環境の保全に町をあげて尽力しており、「15ヶ年大湖計画」では、湖周辺の村とともに地域振興に取り組んでいる。