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AMIはCバンドの合成開口レーダとマイクロ波散乱計とで構成されており、地表面の映像を30mの空間分解能で取得する映像モード、5km×5km四方領域の海洋波のスペクトルと方向を取得する海洋波モード、および500kmの観測幅にわたって25kmの間隔で海上風の風速および風向を取得する風モードの機能を備えている。

ERS-1の高度は777kmで、太陽同期準回帰軌道をとっている。この軌道は、衛星が地表の大部分を、同緯度の地点でほぼ同一の地方平均太陽時に、一定周期毎に繰り返し観測するのに適している。軌道の回帰周期は、1992年3月までは海氷域の観測を主な目的とした3日周期、1992年4月以降はAMI映像モードを主な目的とした35日周期、1994年4月以降は海洋観測を主な目的とした168日周期をとっている。また、1995年3月から1996年6月には、ERS-2と同期観測するために35日周期にもどっている。

マイクロ波散乱計によって直接観測される散乱断面積を風向・風速に変換するためのアルゴリズムは、打ち上げ前にESAによって用意されていたモデル関数CMOD-2があまり正確でないことが、多くの検証実験の結果指摘され、モデル関数の改良が進められた。

 

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図5.15 ERS-1衛星

 

ERS-1のミッションフェイズは表5.9の通りである。

衛星やSバンドの制御及びペイロードデータの受信のために、Kirunaに地上局が置かれた。これにESAのX-バンドの地上局がFucino(イタリア)、Gatineau(カナダ)、Maspalomas(スペイン)等に置かれた。

 

 

 

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