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IMMTに変換されたデータはMCSSで定めている品質管理ミニマムスタンダード(Minimum Quality Control Standards; MQCS)に従った品質管理が施され、その結果がIMMTに従ってフラグとして付加されている。品質管理の際には、各船舶毎に航路をチェックしている。各気象要素について、ありうる観測値の範囲によってフラグが付加されるが、さらに、海面水温、海上気温、露点温度については、気象庁の平年値(気象庁、1993)を参照している。

 

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図2 デジタル化の現況

 

電子媒体化の現況を図2に示す。「The Kobe Collection」約680万通のうち、1933年以降の約270万通のデータは、気象庁により電子媒体化され、「COADS」データセットに組み込まれている。1932年以前のデータについては、日本気象協会が1995〜1998年度の約160万通を電子媒体化した。このうち約99万通が気象庁により品質管理されフラグを付加された。これらのデータと気象庁が独自に電子媒体化した約6万通のデータを合せて約105万通をCD-ROMに納めて、1999年4月に一般に公開した。

これらの電子媒体化されたデータは「日本財団の支援を受けて電子化された神戸コレクション海洋気象データセット」であることから、このデータセットの略称を「KoMMeDS-NF」(The Kobe Collection Maritime Meteorological Data Set funded by The Nippon Foundation)データセットとしている。

品質管理が済んだデータは最終的に「COADS」データセットに含まれる予定である。現在、残された未電子データは約200万通と推定され、電子媒体化事業はさらに継続されることが望まれている。

 

 

 

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