SPORTS ON THE WEB!
SPORTS on the WEB スペシャル
インターネットは、いまやスポーツフリークに欠かせない情報源になりました。長野五輪の6億ヒットを超えるアクセスには誰もが驚いたものでしたが、その余韻も冷めぬ中、サッカーのフランスW杯では何と11億ヒットを記録! シドニー五輪では、一体どんな数が報告されることになるのでしょうか。でも、パソコンを買ってインターネットを始めてみたものの、見て回るところはいつも同じ、なかなか広がりがないという方も案外多いことでしょう。シドニー五輪まであと半年。いまから世界を広げておきたいものです。
◆スポーツ選手のナマの声◆
サッカーの中田英寿選手が、ペルージャからローマヘの移籍を公式ホームページだけで発表したのは記憶に新しいところです。マスメディアに編集されたコメントではなく、本人の意志が直接ファンに届けられるというのがインターネットの魅力です。
◇サッカー
中田英寿 http://nakata.net/

三浦知良 http://www.kazu-miura.com/
前園真聖 http://zono.net/
城彰二 http://www.asahi.com/jo/
名波浩 http://www2.odn.ne.jp/~aab56100/T_proiect/nanami/
◇陸上競技
伊藤浩司(100m) http://village.infoweb.or.jp/~fwhp9571/
山崎一彦(400mH) http://home.att.ne.jp/green/yamikaze/

苅部俊二(400mH) http://member.nifty.ne.jp/kalshp/
◇スキー・スケート
寺尾悟(ショートトラック) http://www01.u-page.so-net.ne.jp/gb3/s-terao/Terao.htm
上村愛子(モーグル) http://www.aiko.to/
荻原健司・次晴(複合) http://www2u.biglobe.ne.jp/~kentsun/

青戸慎司(ボブスレー) http://www.aoshin.com/
◇テニス
杉山愛 http://www.tennis-japan.com/loveswave/
伊達公子 http://datekimiko.cplaza.ne.jp/

松岡修造 http://www.shuzo.co.jp/
平木理化 http://www.wnn.or.jp/wnn-tokyo/kokusai/hiraki/
◇バレーボール
真鍋政義 http://members.aol.com/manabexx/
益子直美 http://www.makozo.com/

◇卓球
松下浩二 http://www4.justnet.ne.jp/~ee/
◇柔道
山下泰裕 http://www.yamashitayasuhiro.com/

田辺陽子 http://www.ops.dti.ne.jp/~yoko-jpn/
◇スノーボード
中村明広 http://www.snowboard.co.jp/goripon/
◆インターネットで対戦相手を見つける◆
「双方向性」がインターネットのキーワードです。ニュースを見ているだけじゃつまらない。
見知らぬ人と、気軽に知り合えるのも大きな魅力です。
◇ウェブリーグ ご近所のスポーツ情報広場
http://www.webleague.net/

見るだけでは飽き足らない、スポーツに参加したい人のための「ご近所のスポーツ情報広場」。提供するのは野球用品でおなじみのSSK。チームの登録・検索のみならず、週1・2回更新のスポーツ用品ニュースやコラム、ショップ検索、トレーニングの知識など、情報の充実度はかなりのもの。お薦めです。
◇スポーツ・インデックス
http://www.index.co.jp/sports/

プルダウンメニューからスポーツを選んで、掲示板やチームー覧など、希望の情報を選択します。チームー覧では性別や地域、年齢層、実力のレベルで絞り込めます。ざっと見たところ20代、30代の社会人の登録が多いようです。女性のチームもかなりあります。各チームのコメントを読むだけでも面白いですよ。
◇草野球の窓
http://www.asahi-net.or.jp/~hd9h-mtym/

文字通り草野球チームの縁結びのサイトです。投手力・守備力・打撃力・機動力の自己評価の登録があったり、ドタキャン掲示板があったりと親切な設計。利用者のアンケート調査もまじめに公開されています。
実用本位、スピード重視のシンプルな作りには好感が持てます。
◇ソフトボールの宿
http://village.infoweb.ne.jp/~fwhz6896/yado.htm

草野球の対戦相手はネット上で見つかるけれど、ソフトボールはなかなか見つからない……。そんな不満の持ち主が作ったサイトです。活動地域、男女、投法の別と、戦力の自己評価などが登録されています。地域によってはチームの数にバラツキあり。対戦相手に困っているソフトボール愛好者のみなさん、いますぐ登録を。
◇ご近所さんを探せ!
http://www.gokinjo.net/

文字通り、ご近所さんとメールフレンドになろうという企画です。趣味や居住地、出身地などで検索して、ご近所の方を見つけ出すというもの。サークルを探すこともできますので、ご近所の同好の志を見つけられます。気軽なご近所同士で始めたコミュニケーションが、地域のスポーツクラブに発展するなんてこともあるかも。
サプリメントの基礎知識
ビタミン補給に賢く使おう!
健康維持に必要なエネルギーや栄養素の量的基準である「日本人の栄養所要量(第6次改定)」が、昨年6月に発表されました。今回の改定では、初めて一部のビタミン、ミネラルの摂取量に上限が設けられました。サプリメント(健康補助食品)の普及を背景に、特定の栄養素が過剰に摂取されている傾向が問題視されたためです。上限が設けられたものは、7種のビタミンと11種のミネラルで、長期的に過剰な摂取を続けると健康を損なう可能性が指摘されています。しかし、取り過ぎるなと言われても、足りないのもやはり問題です。賢いサプリメントとのつきあい方を、一緒に考えてみましょう。
■通常現代人の使い方
ビタミンは、生体内のさまざまな化学反応を円滑に進行させるための潤滑油として働くため、微量でもとても大切なものです。本来、穀類、肉・魚、野菜・果物のバランスがとれた食事を1日3回とれば、必要なビタミンは十分に摂取できます。しかし、忙しい朝の食事、昼夜の外食など、どうしても偏食になってしまうのが現状です。不規則な生活を送る人にとって、場所を選ばず、必要な栄養素を手軽にとれるサプリメントは大いに役に立ちます。
ここに掲げた表は、主な8種類のビタミンに関する詳細です。脂溶性ビタミンA、D、Eは肝臓や脂肪組織に貯蔵されるため、摂り過ぎによる健康への影響が心配されます。一方、水溶性ビタミンであるB群とCは、基本的には体内に長く貯蔵できません。必要以上に摂っても利用されない分は尿や汗で排出されてしまうので、毎食しっかり補給する必要があります。
ビタミン系のサプリメントは次の3種類に分けられます。
・1種類のビタミンが入っているもの
・特定の効果を狙って、いくつかのビタミンを組み合わせたもの
・主なビタミンをバランス良く配合した「マルチビタミン」
最もポピュラーで、価格的にも手軽なのは、ビタミンCとマルチビタミンです。普通の生活を送っている人なら、この2つで十分です。食事のバランスが肉や魚に偏り、野菜や果物が不足していると感じたときはビタミンCを、食事でおかずの種類が少なかったときはマルチビタミンをとる、というやり方です。
■タイプ別使用法
1) スポーツマン
スポーツをする人は、しない人に比べてより多くのエネルギーを消費する分、ビタミンの消費量も多くなります。特に重要なのはビタミンB群とビタミンCです。ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン)3大栄養素(炭水化物、脂肪、タンパク質)を分解してエネルギーをつくる過程に深く関わっています。また、ビタミンCは運動によって体内で発生する「活性酸素」という有害物質から体を守ります。
2) 風邪をひきやすい人
ビタミンAとCは風邪の予防、治療に効果があります。ビタミンAには鼻、ノドなどの粘膜を正常に保つ働きがあり、風邪などのウイルス感染から体を守ります。また、ビタミンCは、風邪などのウイルスと闘う白血球の働きを強化します。
3) 喫煙者
喫煙者にはビタミンC、B12とAが重要です。たばこ1本で、1日の所要量(100mg)の4分1のビタミンCを破壊していると言われており、特にビタミンCは多めにとる必要があるでしょう。ビタミンB12にはたばこの煙に含まれる有害成分を除去する働きがあります。また、ビタミンAを含む緑黄色野菜を十分とっている喫煙者はそうでない者より肺ガンの発生率が低いとの報告があります。
どの栄養素についても同じ事が言えますが、「からだに良いから」といって単独でたくさん摂取しても意味はありません。ビタミンB1の取り過ぎが尿からのビタミンB2の排出を促し、ビタミンB2欠乏症を引き起こすなど、逆に健康を損なうおそれもあります。サプリメントは足りないものを「補う」ものだということを十分理解して、正しくつき合いたいものです。

※1 1IUは0.3μg
※2 1IUは0.0025μg
※3 α-TE:α-トコフェノール当量
※4 μg:1000分の1mg
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