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演奏家のプロフィール

 

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小松一彦(指揮者)

東京生まれ。斎藤秀雄に師事し、1972年桐朋学園大学指揮科卒業後、NHK交響楽団指揮研究員、旧西独ライン・ドイツ歌劇場副指揮者を経て78年N響を指揮してデビュー。内外でめざましい活動を展開する国際的な指揮者の一人である。

これまでにイタリア放送協会賞、大阪府民劇場奨励賞等を受賞した。

現代作品・邦人作品の演奏でも第一人者の評価を確立しており、その持前の鋭い感性に裏付けられた深い演奏に、内外の作曲家達から厚い信頼を寄せられている。

現在、ロシアの名門サンクト・ペテルブルク交響楽団をはじめ、プラハ交響楽団、スロヴァキア・フィル等の常任客演指揮者を努めている。又、多忙な演奏活動の傍ら大阪芸術大学教授として、後進の指導も行っている。

 

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田中隆英(フルート)

1958年生まれ。桐朋学園オーケストラ研究生修了。

フルートを野口龍、吉田雅夫、奥好寛、金昌国、小出信也、アンドラーシュ・アドリアン、フルート・トラヴェルソを有田正広、室内楽を三善晃の各氏に師事。

85年ニューヨーク、カーネギーホールにて演奏。ニューヨークタイムス他で好評を得る。同年、同世代作曲家演奏家とともに「アール・レスピラン」結成。演奏家代表を努める。95年にはアール・レスピランメンバーとして中島健蔵音楽賞を受賞。

91年ポリフォニーから新曲までのフルートアンサンブルを目的とした東京フルート・コンソート結成。

新曲初演を数多く行い、アメリカの作曲家レナード・ペイトン氏に曲を献呈されるなど、海外の現代作品の日本初演も数多く手がけ、NHK・FM等の放送メディアにも多数出演。ソロ、室内楽を中心に活動している。

また、93年からは聴覚理論の研究でヨーロッパとも活発に情報交換を行っている。

現在、アール・レスピラン企画担当、東京フルート・コンソートメンバー。私立明星学園非常勤講師。

 

 

 

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