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沼田園子(ヴァイオリン)

東京芸術大学附属高校を経て、東京芸術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。同大学大学院修士課程修了。同博士後期課程単位修得。

1976年毎日音楽コンクール(高校の部)第2位入賞。

1980年毎日音楽コンクール入選。

1982年パガニーニ国際コンクール第3位(1位なし)入賞。

1983年アルベルト・クルチ国際コンクール第5位入賞。

1987年マリア・カナルス国際コンクールのヴァイオリン・ピアノニ重奏部門で蓼沼明美と共に第2位入賞。

1991年日本音楽コンクール作曲部門における演奏に対しコンクール審査委員会特別賞を受賞。

これまでにNHK・FM放送にたびたび出演。倉敷音楽祭、八ヶ岳音楽祭、木曽福島国際音楽祭、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルにそれぞれ出演、サシコ・ガブリロフ、カール・ライスター、今井信子、ウェルナーヒンクなど内外の一流演奏家と共演など、ソロ、室内楽において活発な演奏活動を行っている。作曲家演奏家集団アール・レスピラン主要メンバーとして現代音楽の分野における新しい試みを展開する一方、1990年より水戸室内管弦楽団のメンバーとしても活動している。98年水戸室内管弦楽団第35回定期演奏会ではソロをつとめ、朝日新聞紙上にて絶賛される。

これまでに、松井宏中、瀬戸謡子、兎束龍夫、福元裕、海野義雄、久保陽子、浦川宜也、ベラ・カトーナの各氏に師事。現在、東京芸術大学音楽学部講師。

 

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早川りさこ(ハープ)

東京芸術大学附属高校を経て、東京芸術大学卒業。卒業後、渡米し、インディアナ大学教授のマクドナルド女史に師事。

帰国後の91年、第3回日本ハープコンクールで優勝。92年、福井音楽賞コンクールで最優秀賞受賞。91年、92年に2年連続でサンフランシスコのハープフェスティバルに招かれ、招待演奏を行なう。

93年、東京文化会館にて文化庁助成によりデビューリサイタルを開催。

96年、スペインのマドリードで行なわれた第2回アルピスタ・ルドヴィコ・スペイン国際ハープコンクールで優勝。98年のスペインでのリサイタル・ツアーは、大成功をおさめ、今後スペインのオーケストラとの共演が予定されている。また、98年より、スペイン・ナショナル・ハープコンテスト審査員。

これまで、名古屋フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、群馬交響楽団、N響室内合奏団等との共演で活動の場を広げ、本年6月には、NHK交響楽団のシリーズ、ミュージック・トゥモロウにおいて、フルートの工藤重典氏と、リーバーマンのフルートとハープの為の協奏曲を日本初演する。

コンクールの優勝賞品のエレクトリック・ハープを使って、チェロ、ベース等とタンゴ音楽のコンサートを行なったり、和楽器との共演、自ら編曲を手掛けた録音など、多彩な演奏活動を行なっている。

ヨセフ・モルナール、桑島すみれ、井上久美子の各氏に師事。室内楽を金昌国、大川内弘、篠崎史子の諸氏に師事。

 

 

 

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