〜ダイレクト便の充実を要望〜
○広島の出島地区に北米の定期航路を入れて欲しい。
(2) 輸送コストの状況
〜港湾荷役料は広島港が高い〜
○広島の港湾荷役料は神戸より高い。(2社)
フィーダー運賃が安い釜山経由
○輸送コストについては、釜山行きは把握できない。
○地方の荷主は釜山経由が安いという先入観を持っているが、実際はどうか疑問。フィーダー利用を比較すると釜山が有利なのは事実であるが。
○船社は、多少コストが高くても神戸港を使っても良いのではないか。日韓フィーダーで仮にUSD500もらっているとすれば、神戸港経由でも儲けはある。
○日韓フィーダーは、現在、韓国船社(4社)間で過当競争が展開されており、安売りの傾向がある。しばらくすれば、船社間で調整して、ある価格で落ち着くのではないか。
(3) サービス面の状況
〜確実性・利便性の高い神戸港〜
○神戸港と釜山港を比べた場合、日数が短い場合、確実に先方に届けたいときは神戸港を利用する。釜山での積み替えのトラブルなど最初は心配していたが、実際にはあまり聞かない。
○釜山トランシップの場合、まだ仕向地が限られている。神戸は全世界に航路があるのがメリットである。
(4) 空コンテナ調達における問題点
〜不可欠な空コンテナの調達〜
○広島は輸出港であり、空コンテナの調達は不可欠。調達先は、神戸、大阪を中心に、博多、松山からの調達もある。
○空コンテナは神戸港から調達しているが、船会社によって違う。釜山からの調達もある。
○広島に空コンをストックしておくことはない。
○春先の貨物が多いので、3月下旬に空コンを増やすようにしている。