(2) 神戸港の位置づけ 我が国では京浜、名古屋、神戸は3大港として捉えられており、神戸港の国内における国際港湾としての位置づけは外航船社からも指摘されるところであるが、ハブ港としての位置づけ低下を指摘する声が複数、聞かれた。 25年前はアジアのハブであったものが、この10年間でアジア他港にその地位を取られ、現在では日本のハブとしての位置づけも低下しているといった指摘もあった。
(2) 神戸港の位置づけ
我が国では京浜、名古屋、神戸は3大港として捉えられており、神戸港の国内における国際港湾としての位置づけは外航船社からも指摘されるところであるが、ハブ港としての位置づけ低下を指摘する声が複数、聞かれた。
25年前はアジアのハブであったものが、この10年間でアジア他港にその地位を取られ、現在では日本のハブとしての位置づけも低下しているといった指摘もあった。
表V-2. 神戸港の位置づけ
(3) 外航船社を取り巻く環境 近年の外航船社を取り巻く環境変化として、荷主1社あたりの貨物量が増加しており、荷主の意向をよりダイレクトに受ける様な状況になりつつあることが指摘されている。 また、最近、韓国・台湾のオペレーターがダイレクトに瀬戸内航路を開設するケースが増えつつあるが、日本はアジアとの貿易量が多いのでこれの影響が大きい。これにより、まず輸出が減り、次いで輸入貨物も取られて行くようになったといった指摘があったこと等、厳しい見通しを持つ声が聞かれた。
(3) 外航船社を取り巻く環境
近年の外航船社を取り巻く環境変化として、荷主1社あたりの貨物量が増加しており、荷主の意向をよりダイレクトに受ける様な状況になりつつあることが指摘されている。
また、最近、韓国・台湾のオペレーターがダイレクトに瀬戸内航路を開設するケースが増えつつあるが、日本はアジアとの貿易量が多いのでこれの影響が大きい。これにより、まず輸出が減り、次いで輸入貨物も取られて行くようになったといった指摘があったこと等、厳しい見通しを持つ声が聞かれた。
表V-3. 外航船社を取り巻く環境
前ページ 目次へ 次ページ