(4) コスト面の問題点
神戸港内航フィーダーを利用する場合、釜山経由と比較して外航船社のコストは、北米向けで釜山港が$100安いといった指摘を2社から得た。これは、釜山CY-地方港CYの運賃の差に加え、神戸港と釜山港の港費の差を合わせたものである。
また、ハブ港の港費はトータルコストの概ね1割程度であるといった声や、神戸港の港費は海外の主要港に比べて2〜3倍であるといった指摘が得られた。
なお、荷主、利用運送業においては、コストの内訳を外航船社ほど厳密に把握することは困難である様子がうかがわれたが、ドレー料金の削減を指摘するケースが複数見られた。