日本財団 図書館


(4) 輸送経路の選定理由

a. 荷主

1] 内航フィーダーの選定理由はコスト、利便性、安心感

内航フィーダー輸送を選定する理由としては、「トータルコストが安い」(27社・35.1%)、「最寄りの港湾を利用できる」(18社・23.4%)、「業務に精通した物流事業者がおり安心できる」(9社・11.7%)の順に多い。

 

2] リードタイム、イレギュラー対応など時間面の融通が利くトラック輸送

トラック輸送を選択する理由としては「便数が多くイレギュラーにも柔軟に対応」(48社・21.2%)、「リードタイムが短い」(45社・19.9%)が多く、利用者は時間面での融通の付け易さ、迅速性を重視している。

 

3] 地方港ダイレクトルート、海外ハブ港経由ルートはコスト、利便性

地方港ダイレクトルート、海外ハブ港経由ルートともに「トータルコストが安い」、「最寄りの港湾を利用できる」を重視している。これは、内航フィーダー輸送の選択要因と同じである。

 

表III-2. 輸送経路の選択要因(荷主)

単位:社

046-1.gif

 

単位:%(各経路における回答数全体に占める割合)

046-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION