(3) 内航フィーダー流動状況(外航船社アンケート)
1] 内航フィーダー貨物の多くが北米航路貨物
平成10年(1998年)時点の内航フィーダー貨物の流動状況をみると、輸出コンテナ(実入り)では、40Fが6,911個、20Fが2,798個であり、輸入コンテナ(実入り)では、40Fが3,773個、20Fが2,365個となっている。
その多くが北米への輸出入(輸出40fの北米向けシェア:81.4%、輸出20f:64.7%、輸入40f:79.6%、輸入20f:83.6%)となっている。
2] 震災以降、輸出は3割減
震災前の平成6年(1994年)と比較して、1998年の内航フィーダーの流動量は特に輸出での落ち込みが大きく、3割程度の減少となっている。
3] 中国、アジア、欧州向け貨物の激減
減少した貨物のほとんどが中国、アジア方面の貨物である。特に中国方面の落ち込みは大きく、ほとんどなくなったといっても過言ではない状況になっている。また、欧州方面の貨物も半減している。