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(2) アジアにおける基幹航路ネットワーク

北米航路では、京浜、名古屋、阪神、釜山、基隆、香港、シンガポールの寄港数が多く、メインポートとなっている。

一方、欧州航路では、シンガポール、香港にはほとんどの航路が寄港しているが、高雄以北の釜山、阪神、名古屋、京浜では寄港数がやや少なくなっている。

 

図II-4. アジアの基幹航路ネットワーク(平成9年)

北米

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欧州

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資料:(財)運輸経済研究センター「国際ハブ港湾機能が経済に与える影響調査報告書」

(平成9年3月)

単位:航路数

 

(3) 主要港のトランシップ率

東アジアの主要港におけるトランシップ率をみると、シンガポールが80%(推定)と極めて高くなっている。一方、神戸港におけるトランシップ率は、平成5年(1993年)から低下する傾向にあり、平成9年(1997年)においては16.8%と低調である。

 

表II-1. アジア主要港のトランシップ率

(単位:%)

024-3.gif

資料

:日本運輸省港湾局資料、各港湾管理者資料 他

:アジア諸港 Containerisation International 他

※シンガポールについてはトランシップ率は推定

 

 

 

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