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所有船舶1隻ずつについての収益性においても、「黒字」の船舶は全体の1割程度と少ない。また、貸渡専業者の所有船舶での赤字率が運送兼業者の所有船舶よりも大きい(図2-36.)。

 

図2-36. 所有船舶の収益性(アンケート結果)

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上記のとおり、内航海運事業の収益性の現状は思わしくないが、事業者は将来においてもこの状況が改善される見込みは低いと見なしており、「現状よりも収益性が悪化する」という事業者が貸渡専業者の55%、運送専業者の54%に達している。現状よりも収益性が向上すると回答した事業者は規模の大きい兼業者に集中している(図2-37.)。

 

図2-37. 内航海運事業の収益性の今後の見込み(アンケート結果)

<貸渡事業>

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<運送事業>

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